驚異のインソール『スーパーフィート』

旭接骨院院長の伊藤です。

当院では巻き爪、ウオノメ、タコ、外反母趾など足のトラブルの予防や治療にインソールの『スーパーフィート』を使用しています。

数あるインソールの中で当院が「スーパーフィート」を取り扱う理由をご説明します。

 

「スーパーフィート」と出会いは今から20年ほど前です。

私は若い頃から椎間板ヘルニアを患い年に数回動けなくなるほどの腰痛に苦しんでいました。

毎日100名近い患者様の施術にあたっていましたので腰への負担も相当なもので半ばあきらめていたところ、

身体を支える根本は足である

足のバランスを整えることで「膝 ⇒ 股関節 ⇒ 腰 ⇒ 背中 ⇒ 首 ⇒ あご ⇒ 頭」と全身が整うのではないかという考がインソールに着目したきっかけでした。

それからは様々なインソールを試してみました。

クッション性を重視しているもの、土踏まずのアーチにパットがあるもの・・・

結果として「スーパーフィート」にたどり着きました。

スーパーフィートを使うようになってからひどい腰痛は激減し、もちろん現在も愛用しています。

 

では、スーパーフィートとは何か?

をご説明していきましょう。

スーパーフィートは、アメリカで二人の足病医よって開発されたインソールです。

このインソールは、靴のサイズ調整やフィット感を良くしたりすることを目指したものではありません。

足を必要以上に保護することは、かえって足の機能を退化させる場合があります。

スーパーフィートは足の本来の機能を回復する手伝いをするために作られた「フットベッド」です。

 

スーパーフィートが他のインソールとどう違うのか?

インソールの多くは単なる中敷きや、クッションの強化、抗菌、抗臭などが付け加えられたものです。

スーパーフィートは、足の持つ3点アーチを正常な状態に保ち、さらに踵の衝撃吸収能力を十分に発揮するように設計、デザインされたものです。

これによって、足腰へのストレスを軽減し、故障の発生を予防します。

 

3点アーチとは?

 

 

 

 

 

足裏には親指付け根(母指球)、小指付け根(小指球)、踵の3点で構成されたアーチがあります。

これを3点アーチと呼び、バネの役割をしています。

走ったり、歩いたり、ジャンプをするときに、この3点アーチが地面からの衝撃を吸収し、また、強く蹴りだすパワーを生んでいるのです。

このアーチが役目を果たさないと、地面の衝撃は膝や腰、さらには背中、首にまで達し身体の歪みや様々な故障の原因となります。

アーチは板バネのようなカーブ構造になっています。

アーチを維持するためにカーブの内側にパッドをすればアーチは自由な動きを奪われて、バネ機能を発揮できなくなってしまいます。

スーパーフィートは、アーチを直接圧迫せず、踵の一部分を支えることで、足の3点アーチを維持します。

これによりアーチは十分にバネ機能を発揮し土踏まずの圧迫感もありません。

 

3点アーチは変化します‼

3点アーチは、足の骨、靱帯、筋肉などで構成されています。

朝にはしっかりしていたアーチも、仕事やスポーツ等で疲れてくると、筋肉も疲労してアーチは低くなりバネの力は低下しそれに伴い運動能力も低下します。

夕方、足が大きくなるのは、むくむせいもありますが、アーチが低くなって足長、足幅ともに拡大するからなのです。

 

一般的には衝撃吸収にはクッションの良い靴を履けば良いと考えがちですが

クッションの良い靴は、履き始めは快適感があるかもしれませんが、履き続けるとアーチの機能を退化させます。

足が地面から受ける刺激も少なくなります。

筋肉は使わないと退化し、足の機能も徐々に低下していきます。

足や腰に障害を持ち特殊な足底板を処方された場合を除けば、足にもともと備わっている衝撃吸収能力を、十分に発揮させることが大切です。

スーパーフィートは、硬いスタビライザーと独特のカーブをもつ硬いヒールカップによって、地面からの衝撃を点から面へ分散して吸収し足のもつ本来の性能を引き出します。

さらに、独特のカーブが、踵の脂肪を平均的に分散配置して、自ら持っているクッション機能を発揮します。

 

スーパーフィートの製品は、平均的な足型に合わせた既製品「トリム」と、個人の足型に合わせて形成する特注品「カスタム」の二種類があります。

当院では特注品の「カスタム」を取り扱い、多くの方に喜んでいただいています。

製作時間は約20分で作成したその日からご使用できます。

 

なかなか改善しない膝痛、腰痛、肩こりや体の歪みで悩んでいる方はもしかしたら足元のバランスの崩れが原因かもしれません。

是非、当院までご相談ください。

 

 

 

 

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