足指の付け根の痛み
みなさんこんにちは。旭接骨院 竹内です。
モートン病というものをご存知でしょうか?
「病」って・・・なにか怖い病気なの?と思われがちですが、モートン病とは足の中指、薬指の間のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現することをいいます。
足の指の付け根にある関節(MP関節:中足趾節関節)でつま先立ちをすることによって、足の指に行く神経が足の甲にある靱帯(深横中足靱帯)と地面の間で圧迫されて生じる神経障害です。
中腰の作業、ハイヒールや慣れない靴の長時間使用、長距離の歩行や立ち仕事など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。
槌趾変形(マレット指)がある場合にも同様な姿勢で生じやすくなります。
中年以降の女性に多く発症しますが、上記のような場合や足のアーチの崩れ、体重の増加などによって若い世代の方にも発生します。
実は私もこの症状によく悩まされています。
一番最初に痛みを感じたのは中学生のころです。部活動が本格的に始まり、運動量の増加に伴って痛みが発生するようになってしまいました。
当時通っていた接骨院では、足の筋肉がかたくなっているから少しほぐしましょうと言われ、鍼灸や電気をかけたりしました。
何回か通院すれば痛みはなくなるものの、部活や長距離の歩行で結局また繰り返してしまう・・・・という状態でした。
中学、高校を卒業して運動量が減り、足が痛むこともなくなってきたこの頃ですが、最近、運動不足解消のために夜にランニングを始めました。
するとなんということでしょう・・・・またあの痛みが・・・・(*_*)
旭接骨院では足圧というものを測定することができます。
実際に私も図ってみると、このような結果になりました↓
(色が青→緑→黄→オレンジ→赤にいくにつれて足に圧がかかっているということを示します。)
これでみると痛みが出る足の前側、とくに中指~小指の付け根にかけて赤くなっています。
また、足の横アーチの崩れがあるため、余計に負担がかかりやすい形となっているのが分かります。
足の横アーチが崩れることで足の指が地面につかず、足先の圧がほとんどありません。
通常であれば足のかかと・母指球・小指球の三角に力が入るところですが、足のアーチが崩れていると母指球と小指球の間に負担がかかります。すると前足部の中央にタコやウオノメができやすくなります(実際に私も両足にあります)
まずは足圧を整えるところから・・・・・(*^^)v
正しい靴の選び方、カスタムインソール、足の巻き爪治療など説明しておりますので、足の痛みでお困りの方は当院にご連絡をお願いいたします。
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