リモートワークによる眼精疲労(VDT症候群)
みなさんこんにちは。旭接骨院 竹内です。
日本国内に新型コロナウイルスが蔓延し始めてあっという間に一年が経ちましたね。
マスク着用、ソーシャルディスタンス、リモートワーク、リモート会議、外出自粛、時短営業・・・・・・など、みなさんの生活もガラッと変わったと思います。
その中でも大きく変わったのは働き方・学び方だと思います。
会社や学校に行かなくてもリモートで顔を見て話ができるというのはとても素晴らしいものですが、それに伴ってパソコンやスマートフォンを長時間使用することによる眼精疲労や肩こり、腰痛を訴える患者様が急増しています。
パソコンやスマホの画面を長時間見続けることによる影響としては、
①ブルーライト・・・ブルーライトは液晶画面から発せられる光のことをいいます。とても強い光のため、目に与える影響も多く眼精疲労や精神的疲労の原因となります。
また、太陽光に似た光が含まれるため、夜間や寝る前に使用すると眠れなくなるなどの影響が出ます。
②ドライアイ・・・作業などで画面を見続けると、集中することなどにより瞬きの回数が減少します。目の乾燥やかすみ、充血などが起こりやすくなります。
③姿勢が悪くなる・・・パソコンを長時間使用することによる猫背・腰痛・首が前に出る姿勢や、スマートフォンを使用することによるストレートネック、それらに伴う頭痛など、さまざまな身体の不調が現れます。
・目が疲れる、痛む、乾く
・物がぼやける、かすむ
・視力が落ちる
・肩がこる、首から腕にかけて重だるい
・背中の痛み、手指のしびれ
・精神的疲労、イライラ、不安、うつ
これらの症状を総称したものを「VDT症候群」といいます。
V:Visual D:Display T:Terminal (コンピューターなどの表示機器) syndrome(症候群)の略です。
テレビなどでは「現代病」として扱われることが多く、困っているけど仕事だからパソコン作業をやらないといけない、でもやると悪化するの繰り返し・・・・みなさんもこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
身体の筋肉は、瞬発的な力よりも持続的な力の方が負荷やストレスがかかりやすいと言われています。
そのため長時間座ったままで、首と腰を曲げて作業するのはとても危険です。
パソコンやスマートフォンを使用する際は、1時間に1回程度肩を回したり、目を休めたりするだけでも症状は落ち着いてきます。
寝る前にホットタオルやアイマスクなどで目の周りを温めてほぐしたり、湯船につかって全身をリラックスさせるのも効果的です。
眼精疲労には鍼灸治療もおすすめです(^^)/
眼精疲労に効果があると言われているツボをいくつかご紹介します!!
①陽白(ようはく)・・・・眉毛の真ん中から約1.5㎝ほど上にある縦に伸びる細いくぼみ。
②魚腰(ぎょよう)・・・・眉毛の中央で瞳孔のライン上にある。
③攅竹(さんちく)・・・・眉毛内端にあるくぼみ。
④睛明(せいめい)・・・・目頭の内側のくぼみ。
⑤太陽(たいよう)・・・・眉毛の外端と目尻の交わる点から少し後ろにあるくぼみ(こめかみ)。
⑥承泣(しょうきゅう)・・黒目(瞳孔)の下にある骨のくぼみ。
指や先の丸い細い棒で20秒ほど押さえるのも効果的です(^^)/
眼精疲労でお悩みの方はぜひ当院にご連絡ください。
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