夏に起きる不定愁訴

今年は、梅雨明けも約二週間という異例の速さでした。

全国各地では連日30度超え、地域によっては40度を超えるような猛暑到来です。

暑くなると、キンキンに冷えた飲み物や食べ物が恋しくなりますよね!

そんな夏こそ温かい飲み物や食べ物を摂取する事が、夏バテ予防に効果があることをご存知でしょうか。

冷たい物を摂取し過ぎると内臓の働きが弱くなり、食欲がわかずに夏バテの原因となってしまう事があります。

反対に温かい物を摂取すると、胃腸の働きが活発になり、消化吸収もスムーズとなります。

また熱い食べ物や飲み物は発汗を促し、汗は蒸発するときに熱を奪うため、体温を下げる効果も期待できます。

汗をかく香辛料の効いた食べ物を摂る事も効果的です。

 注意していただきたいのは、熱い飲み物や食べ物は、発汗を促すことで体温を下げる効果が期待できますが、高温多湿の環境では発汗しにくいため、逆効果となる恐れもあります。

 

そんな時には迷わずクーラーを上手に使いましょう。

ただ、猛暑になればなるほど冷房は欠かすことができなくなり外気温度と室内温度の差が大きくなりますね。

この温度差が自律神経を刺激して交感神経と副交感神経のバランスを崩す原因になります。

その結果として原因不明の頭痛、頭重感、だるさ、めまい、食欲不振などの症状が現れます。

当院では、このような原因不明の症状に対しては波動測定器:メタトロンや真皮間質液測定器:アミカで施術方針を決めます。

 

アミカでは皮膚表面から間質液の量と濃度を測ってバランスの崩れを判断します。

 

リカバーバランス:1.041

ダメージバランス:1.221

メンタルバランス:1.054

全てが合格基準の1.000ポイントをクリアして数値的にはとても良いように見えますが、アミカは不調を見逃しません。

解析結果で不定愁訴を判断し「全身調整」を推奨します。

不定愁訴の患者様には積極的な治療よりも穏やかな刺激でリセットして自然な回復を待つ調整法を行います。

代表的な治療点(ツボ)をご紹介しましょう。

■足・脚・・・照海 足の内くるぶしの下にあるくぼみ

■手・腕・・・陽池 手首の後面のシワの中央から少し小指側の筋の間

曲池 肘を深く曲げてシワの外側のくぼみ

■胸・腹・・・中脘 体の中心線で臍とみぞおちの真ん中

天枢 臍の外側指二本分のところ

気海 臍の下方指二本分のところ

■背・腰・・・肝兪~次髎

肩甲骨の下縁から下方骨盤の中央までの背骨の外側指二本分

■肩・首・・・身柱 左右の肩甲骨の上縁を結んだ背骨の出っ張りのすぐ下

■顔・頭・・・百会 左右の耳の穴を結んだ線と頭の正中を通る線の交点

 

ツボを気持ちいい強さで指圧すると効果が期待できますのでご自宅でのケアにお役立てください。