咬み合わせ・骨盤・足圧で身体のバランスを考えてみました。
身体の歪みを見るポイントは何か所もあります。
今回は「咬み合わせ・骨盤・足圧」で歪みを考えてみます。
咬み合わせの調整
咬み合わせに重要な筋肉はいくつかありますが、「外側翼突筋」にしぼります。
この筋肉は人間の咀嚼筋(他に咬筋・内側翼突筋・側頭筋)の一つで、下顎を前方。側方に動かす働きがあります。
咬み合わせのクセや頬杖、寝相など顎関節に何らかのストレスが加わり外側翼突筋が緊張するケースと身体の歪みが原因となるケースがあります。
こうして顎関節のズレが発症していくのです。
外側翼突筋の神経支配は三叉神経です。12対ある脳神経の一つで眼神経、上顎神経、下顎神経の三神経に分かれます。脳神経の中で最大の神経です。
外側翼突筋の緊張により咀嚼障害が起き脳への血流が阻害されます。
脳への血流障害は記憶や思考などにも影響を及ぼします.
『咬み合わせチェック』
割りばしを一本用意して鏡の前に立ちます。
その割りばしを左右の小臼歯で水平に加えます。
小臼歯は左右二対あり大臼歯と犬歯の間にあります。
左右の目の高さと咥えた割りばしが平行になっていれば咬み合わせは問題なし。
どちらかが上がっていれば問題あり‼
顎関節に施術を施します。
骨盤の調整
骨盤は左右一対の寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)、仙骨、尾骨で構成されていて腸骨は骨盤最大の骨です。
ここで重要なのが左右の腸骨と真ん中にある亀の甲羅のような仙骨の間にある関節:
仙腸関節です。
関節なので動くわけです。(動かなくて良いのなら関節でなく一体化した骨でも良いわけです。)
動くといっても非常に微動(数ミリ)です。
骨盤は身体の中心にあり重心です。
仙腸関節は関節包という袋に包まれています。
関節包の役割はたくさんあります。
・関節が外れないようにする。
・関節を細菌やウイルスから守る。
・関節がどのくらい曲がっているのか脳に伝える。
・関節周りの筋肉の動きを脳に伝える。
・関節の異常を脳に伝える。
以上のように様々な形で身体を守ってくれています。
仙腸関節の機能障害が腰痛の80%を占めているといわれています。
関節包内矯正を行うことで仙腸関節の機能が改善され、腰痛などの身体の不調に効果が期待されます。
足圧の調整
私たちの日常生活で欠かせないのが歩行運動です。
立位地の重心、歩行時の体重移動など足や下半身の動きを作る起点となる関節はかかと周りにあります。
かかと周りの関節群はアーチの高さや足の指の働き、スネの向きや傾きまでもコントロールします。
フットグラフ(足圧測定器)で足圧を観察し身体の歪みや重心のバランスなどアドバイスをさせていただきます。
必要ならば「イージーオーダーインソール」又は「フルオーダーインストール」のご紹介と作成をいたします。
まとめ
当院では身体の不調には様々な原因がありそれらが最大になった時にからだの痛み・
こころの痛みとなって異常を知らせてくれるものだと考えています。
検査・測定も一ヶ所では不明なことが多くあらゆる方向から見る必要があると考えます。
なかなか改善しない身体の不調はご相談ください。
必ず解決策はあるはずです。
メタトロンについての詳細はこちらhttps://www.asahi-sekkotsuin.info/mtr