鍼灸の効果
みなさんこんにちは。旭接骨院 竹内です。
本日は鍼灸の効果について書いていこうと思います(^^♪
お灸とは約3000年前から中国で発明され、もぐさに火をつけて行う治療法のことを言います。
(もぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したものです。)
~お灸の効果~
<免疫力があがる>
体にお灸の温熱作用を与えることで、筋肉・血管・リンパ管が刺激され、細胞が活性化し免疫力があがります。
また、リンパの流れが改善されることで、むくみ解消にもつながります。
<悪い症状の改善>
そもそも中国では、医学が発展していない時から、鍼やお灸で様々な症状を治してきました。
その鍵を握るのが経穴(今でいう『ツボ』)です。
ツボに鍼やお灸を行うことで、冷え症、肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などを治してきました。
<鎮痛やリラックス効果>
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分です。これには強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用があります。
その成分はもぐさを燃やした際に出る煙にも含まれており、リラックス効果もあります。
~鍼の効果~
<調整作用(体の状態を整える)>
組織や器官に一定の刺激を与えてその機能を調整する役割があります。
例として、
・知覚が鈍かったり運動麻痺のような神経機能低下や内臓機能低下の状態であれば、神経や内臓の機能を興奮させる作用
・けいれんなど機能が以上興奮している状態であれば、鎮静させる作用
<誘導作用(血液の流れを良くする作用)>
痛みがあるところや遠隔部に刺激を与えることで血管に及ぼし充血を起こしたり血の量を調節します。
例として
・肩こりなどで血のめぐりが悪いところに血流を集めて痛みを改善
・炎症が起こって腫れているところから血流を他のところに流して痛みを改善
<鎮痛作用(痛みを鎮める作用)>
身体の特定の部分に鍼やお灸をし、手技によって機械的に刺激をしたり電気を流すと、身体の痛みに対する閾値(ボーダーライン)を高くする=痛みを感じにくくなる
<免疫作用(免疫細胞を活性化する作用)>
鍼で体の組織を破壊することで、身体全体の免疫機能を活性化させる働きを持っています。
<防衛作用(身体を異物から守る作用)>
身体の中に異物(鍼やお灸の刺激)が入ると、白血球や貪食細胞(身体の中の異物を食べて処理する細胞)を増やし各種疾患や痛みなどの治癒能力を高める。
<消炎作用(炎症を抑える作用)>
白血球の増加や血流促進することで体内の不要物質を吸収させて、身体の防衛能力を高める。
<転調作用(体質改善する作用)>
自律神経失調症やアレルギー体質を改善、体質を強壮にする。
<反射作用>
鍼やお灸の刺激が入ることで組織や臓器の機能を鼓舞したり抑制する。
鍼は聞くとただ痛いイメージがありますが、しっかり効果が出ます。
当院では髪の毛よりはるかに細い鍼もありますので、鍼が苦手な方や初めてで不安…という方でも安心して受けられます。
また、鍼灸と聞くと身体にするものと思いがちですが、最近ではお顔に鍼灸を行う「美顔鍼」もあります。
お顔に鍼灸施術をすることで皮膚の再生能力を向上させ、リフトアップやしわの改善などが期待できます。
いつまでも美しく健康でいたいですよね(^^♪
お身体のお悩み、お顔のお悩み、ぜひご相談ください(^^♪