軽視できない熱中症
みなさんこんにちは。旭接骨院 竹内です。
本格的に暑くなってきましたね。
これからの時期に気を付けなければならないのは「熱中症」です。
最近は地球温暖化などの影響により、年々暑くなっている傾向がありますね。
ふと思い返してみると小学生の頃は、窓を開けて扇風機をつけていれば涼しかった記憶があります。
最近はクーラーをつけていないと耐えられないような暑さですよね・・・・・('_')
<熱中症が発生する原因とは?>
①環境や天気によるもの
・気温や湿度が高い
・日差しが強い、風が弱い
・エアコンのない部屋
・閉め切った室内
・長時間の外での作業
・激しい筋肉運動
②身体の状態によるもの
・体調不良
・高齢者や乳児、肥満の方
・下痢や発熱などによる脱水
・水分補給不足
などがあげられます。
通常であれば人間の身体は、体温が上がったら汗が出たり、皮膚温度が上昇することで熱が外へ放出される仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。
しかし、上記のような状態が長時間続くと、体温調節がうまくできず熱が体内にこもることによって熱中症の症状が出てきます。
また、大量の汗をかくと体内からNa⁺(ナトリウムイオン)やK⁺(カリウムイオン)などが汗とともに放出されます。
水分補給の際に水を大量に飲んだとしても、普通の水ではそれらのイオンは補給されません。
そのため、たくさん水を飲んでいても熱中症になることもあります。
<熱中症にもいろいろな種類があります>
①熱疲労・・・・全身の倦怠感、頭痛、集中力低下、寒気、嘔吐
②熱痙攣・・・・手足がつる、筋肉が痙攣する、筋肉痛
③熱失神・・・・めまい、顔面蒼白、一時的な失神
④熱射病・・・・発熱、ふらつき、意識障害、ろれつがまわらない
<熱中症かも?と思ったら>
一番大切なのは、「冷却」と「水分補給」です(^_-)-☆
・涼しいところへ移動する(日陰、クーラーのきいた部屋、風通しのいいところ)
・衣服を緩め、首や脇、足の付け根などを冷やす(太い血管が通っているため全身が冷えやすい)
・少しずつ水分補給をする(塩分が入っているものなどが望ましい。例・・・経口補水液やスポーツ飲料など)
・意識がなかったり、反応が鈍い場合は救急車を呼ぶなどの対応をとりましょう。