全国冷え症研究所 浜松分室

旭接骨院院長の伊藤です。

“冷え”は、様々な痛みや、病気を招く根本原因です。
あきらめないで!冷え症治療

当院では、“全国冷え症研究所”の浜松分室として、冷え症の改善に努めています。
全国の専門の研究者たちとも情報を共有し、最新かつ最善の対処法を提供しています。

「冷えは万病のもと」と言われ、慢性的な腰痛や肩こり関節痛も冷え症がかくれた原因となっていることがあります。

体温が一度低下すると

・約12%代謝が低下します。⇒太りやすくなります。
・約30%免疫が底まします。⇒病気になりやすくなります。
・自律神経が乱れます。⇒イライラしたりうつ傾向になります。
・内臓機能が低下します。⇒胃腸や肝臓などの消化器が弱くなります。

安静時の熱産生は
・骨格筋⇒約22%
・肝臓⇒約20%
・脳⇒約18%
・心臓⇒約11%
・腎臓⇒約7%
・皮膚⇒約5%
となっています。

当院での冷え症検査

1. 皮膚温度測定
身体の数ヶ所の体表温度を測定(皮膚温度計を使用)します。

2. 加速度脈波計
末梢細動脈の血流動態を分析します。

3. 心拍間変異分析
自律神経の汚性度、交感神経、副交感神経の均衡状態を分析。ストレス対処能力をチェックします。

4. 自立神経機能の測定
自立神経機能測定器で測定します。

このような検査結果をもとに冷え症治療を行っています。

当院の冷え症治療のメニューの一つのに「超短波治療法」があります。

からだの内部まで超短波エネルギーを透射することで、超短波が、細胞の分子を刺激し、
それにより摩擦熱が発生し、その温熱効果によって血行を促進し、コリや痛みをケアします。
超音波が生体組織に吸収される際に生じる熱で、温熱作用を発生させます。
体の深部に進む過程で生じるため、超音波が到達している範囲を立体的に温めること が可能です。
また超音波が体の深部に進むにつれて高速の振動が縦に伝わり、1秒間に2700万回の高速度ミクロマッサージ効果を発揮。
手による マッサージの数倍の圧力を、深部に直接与えることができます。
それにより、冷え症を伴う慢性の痛み、花粉症や自律神経失調症などに効果を発揮します。

ご自宅でできる冷え症ケアをあげてみましょう。

骨格筋につきましては全身の約70%が下半身にあります。
熱を産生するには先ずは下半身の運動です。
ウォーキングやスクワットなどがお勧めです。

また、飲酒や疲労、ストレス、塩分・脂質の摂り過ぎなどは肝臓を傷めます。
肝臓は約20%の熱を作ります。

魚介類や肉類、大豆製品などの良質なタンパク質を適量摂ること。

お酒を飲むときには右の脇腹(肝臓付近)に
ホッカイロをあてて温めるとと悪酔のリスクを下げます。

お腹を温めることは冷え症予防からも理にかなっています。
普段の食事を考えますと加工食品や添加物に溢れた食材を摂っています。
間違いなく身体にはダメージです。
消化や解毒にエネルギーを使わざるを得ません。
お腹を温めることは内臓の働きを助けることにもなります。

身体を温めるには毎日の入浴でしっかり湯舟に浸かることも大切です。
シャワーだけの入浴は避けてください。
40度のお湯に10分~15分肩まで浸かりましょう。
血流促進による冷え症改善、心身のリラックス、発汗による新陳代謝アップなど、様々なメリットがあります。

そんな中、注目を集めているのが、ヒートショックプロテイン(HSP)の存在があります。

ヒートショックプロテインとは・・・
ヒートショックプロテインは熱によるストレスを加えることにより作られるたんぱ質で、
「熱ショックたんぱく質」とも呼ばれます。
細胞をさまざまなストレスから守ったり、傷んでしまった細胞を修復したりしてくれるたんぱく質だと考えられています。

そのヒートショックプロテインを増やすためには、体にある程度の「ストレス(熱によるストレス)」を与えなければなりません。
具体的には、加圧低酸素運動などによってストレスを加えてヒートショックプロテインを増やすのですが、自宅でするのは難しいと思います。
安心してください‼
自宅で「入浴」によってヒートショックプロテクションを増やす方法があります。
簡単なので、ぜひ無理のない範囲で取り入れてみてください。
入浴でヒートショックプロテインを増やす方法は?
ヒートショックプロテインを増やすためのお湯の温度は40度~42度程度が適していると言われています。
まず、入浴前に水分補給をしておきます。
お湯の温度を40度~42度>くらいにします
40度の場合で20分程度、42度の場合で10分程度を目安に、お湯に浸かります。
免疫力を高めて病気を未然に防いだり、コラーゲンの減少を抑制したり、代謝を活発にして脂肪を燃やしたりと様々な効果があり、
美容はもちろん医療の分野でも注目されています。
まず、入浴前に体温を測りましょう。
所定の時間湯船に浸かったら、舌の下に体温計を入れ、38度(または、元の体温より1.5度高い体温)になっていることを確認します。
入浴後は急に身体を冷やさないように注意します。
バスローブやタオルなどでしっかりと保温してください。
冷たい飲み物も避けましょう。
この方法で入浴をすると、2日後くらいにヒートショックプロテインが最も増えると言われています。
効果は数日~1週間程度続くと言われていますから、週に2~3回程度この方法で入浴をしましょう。
二日から三日おきが理想でしょう。

★注意★
高齢の方や子供は危険ですから、行わないようにしてください。高血圧などをはじめ持病がある方も危険ですから、
必ず医師に相談>をしてから行うようにしてください。
お風呂から上がったら急激に体を冷やさず、徐々に体温を下げていきます。
急激に体が冷えてしまうと、ヒートショックプロテインを増やすことができなくなってしまいます。
以上のような方法でまずは試してみてください。

冷えの予防・改善にお腹を温めることと下半身の運動そして毎日の入浴にひと工夫をして是非実践してみてください。

それでもなかなか改善しない冷え症でお悩みの方は是非ご相談ください(^^♪
必ず改善策はあります。